神戸散策

親しい友達のいる神戸へ足を運んだ。快速で1時間弱。最近お気に入りの本に没頭している間に着く。電車をおりたら、いかにも「歴史を売りにしとります。」と言いたげな京都とは180度違う近代的でヨーロッパを意識した町に着く。水たまりを飛び越えようにも歩道の上にちょっとした川をつくってしまった雨のおかげで靴はびしょびしょになってしまい、天井の高いカフェで休む。天井はみあげないとみえないくらいに高く、センスよくまとめられている。でも、そこはなんだか自分のいるべきカフェではないような気がした。

敷居の高そうなカフェを出てから、中華街へ行く。そこには不思議なお鍋があった。中華鍋を持つところをこすると波が立つ。(真偽のほどは怪しいけれど)心が清い人は波を立てることができるという。不思議なことに、波を立てようとがんばると波は立たないけれど、何も考えずに適当にこすると波が立つ。私も友達もちょっとしたさざ波をたてることがあった。「お姉さんもお兄さんも心がきれいね。いいことあるよ。」商売言葉かもしれないけれど、なんだか気持ちがはずんでくる。
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中華街に商店街を抜けて、近くのビルの最上階へ上る。走ってる人や、おばあさんに手をひかれた子供や、手をつないだカップルが一つのおおきなデッキで思い思いの時間を過ごしている。
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ビルを降りると、空には太陽がでて、「雨なんて降りましたっけ?」という顔をしている。地面の水たまりもどんどん乾いて、待ってましたとばかりに蝉も口をあわせたように鳴き出す。確かに地上では一週間しか生きれないのにこんなに雨ばっかりだといい加減にしてくれ、という気持ちになると思う。
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部屋に飾れる癒しグッズを買って、夕食の場所を探す。お洒落な居酒屋、カフェ、レストランなどを通り過ぎ、お好み焼き屋さんにおちついた。鉄板をはさんで友人と座るのが懐かしい。焼きあがるのがもどかしく感じてはやくひっくりかえしたくなるのも楽しい。数年ぶりのお好み焼きは口いっぱいに懐かしい香りを運んでくれた。子供のころから親しんだ甘さのあるソースが口の中を占領して、そのあとに生地に混ざっていた卵がやさしく通り過ぎる。体中がとろけそうなくらいに幸せになった。
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by bluebirdweather | 2006-07-21 22:52 | 今日もばら色(・・・かも)  

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