ラヴィニア野外コンサート (ルネ・フレミング&シカゴ交響楽団) in Chicago

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シカゴのRavinia(ラヴィニア)という野外劇場で、サマーコンサートをしている。丁度、Rene Flemming(ルネ・フレミング)が出るということで、母とミシガンから飛行機で一時間くらいのところなのできてみた。劇場のまわりの芝生ではワインやサンドイッチをもちよって、ピクニックを楽しんでいる。

大きな公園の中に作られた野外劇場。虫の声や鳥のさえずりが聞こえる中、シカゴ交響楽団による「泥棒かささぎ」演奏ではじまる。(当日演奏される曲目は全然知らなかったのに偶然にもその日コンサート直前読んでいた本は村上春樹の「ねじまき鳥クロニクルー泥棒かささぎ編」!)

休憩をはさんで始まったオペラ「運命の力」の序曲が面白かった。力強い運命の力を感じさせるメロディがあるかと思うと、人生の喜びを歌ったような美しいメロディもはいる。運命の力によって人生を翻弄された3人の登場人物が垣間みれる。「ねじまき鳥クロニクル」を読んでいたのも運命だったりして。

定番プッチーニの歌劇「ジアニ・スイッキ」から「私のお父さん」。とってもきれいな曲だけど、「お父さん、あの人かっこいいの。一緒に指輪かいにいきたいの。いかせてくれなかったら死んじゃうから!」というなんだかあまりにもかわいい歌をすこし貫禄すらあるフレミングが歌っているのは少し滑稽だった。

そして締めくくりは同じくプッチーニの歌劇「トスカ」から「歌に生き、恋に生き」。自分の身体を差し出したら、捕われた恋人を助ける、と持ち出されたトスカが、神様どうしてこんな事に — と嘆くアリア。好きなオペラは色々あるけど、その中でも一番好きなアリアの一つ。(こんな選択にはあったことないけど、困ったときにきいて、オペラの世界に浸ったり、歌ってみたり。)オーケストラの演奏もすばらしく、まるでその状況を呪うようなトスカの力強さが伝わって、オペラのワンシーンをみているような気分になった。

曲目
ロッシーニ 「泥棒かささぎ」序曲
グラナドス 「ゴイエスカス」間奏曲
ファーラー 「はかなき人生」間奏曲
バーバー 「ノックスヴィル:1915年の夏」 (フレミング)
ー 休憩 ー
ヴェルディ 「運命の力」序曲
レスピーギ 「ローマの噴水」
チレア 「アドリアーナ・ルクヴルール」より「哀れな花よ」 (フレミング)
プッチーニ 「ジアニ・スイッキ」より「私のお父さん」
プッチーニ 「トスカ」より「歌に生き、恋に生き」
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by bluebirdweather | 2006-08-07 00:58 | 今日もばら色(・・・かも)  

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