アイスクリームと生死の境目

今日、母がランシングにいる最後の日になる。ミシガン州立大にあるアイスクリーム屋さんにいって、メイプルシロップとくるみのアイスを食べて「おいしい!」と感動し、そして、搭乗開始一時間前くらいにランシングの空港へ着いた。

念のため、日本へのフライトは明日だけど、今日から乗り換え地点のシカゴに来ることにした。ランシングの空港についたら、何かがおかしい。チェックインカウンターについたとたんに、「液体は持ち込みだめです。」といわれる。リップグロスも、香水も、だめ。なんか今日の人は口うるさいな、とおもいつつ、やたら重々しい雰囲気の手荷物検査をする。そして、母がお土産に購入していた化粧品が次々にかばんから持ち込み禁止!ととりだされる。あわててチェックインカウンターにいたお姉さんに、「明日戻ってくるから預かっててくれる?」とお願いした。

こんな田舎の空港で何を厳しくやってるんだろう、とおもってロビーにあるテレビのニュースをぼんやりみていた。「液体類の持ち込みは禁止されて、空港は保安検査のために込み合って・・・」というアナウンサーの声が聞こえる。ロンドンでアメリカ系航空会社を含むテロ計画が事前に見つかり、そのために空港の保安検査がすごく厳しくなっていたとはじめて分かった。

ベイルートなどで戦争が起こって友達や先生の家族の安否を心配しているかと思うと、こんどはテロ計画がみつかった。9/11の時並みに、セキュリティレベルが最高に高くなっている。自分のいる場所がなんだかとても不思議に思えてくる。さっきまで平和にアイスクリームやサンドイッチに舌鼓をうってのどかな田舎の平和な世界を満喫いたかと思うと、「生死の境目」を思わせるようなことが起こる。なんだかとってもシュールな世界にいるような気がした。
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by bluebirdweather | 2006-08-11 09:17 | 今日もばら色(・・・かも)  

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