カテゴリ:これまで見た映画リスト( 17 )

 

La meglio gioventù 長かった・・・

a0018572_2191190.jpg夏のお仕事も一段落しかけていたので、仲のいい友達と映画でも見ましょ、という話になって、ビデオ屋さんに行きました。久しぶりにイタリア映画でも、ということで、有名どころも含めて物色。色々賞もらってるみたいだし、あらすじを読んで面白そうだったし、La meglio gioventù(The Best of Youth)に決定。

家に着いて、パッケージを見ていた友達が一言、「365分って書いてある。」だということが判明。イタリアのローマにすんでいるとある家族の1960年代から現代までを綴った作品。歴史的な事件をピースに組みつつ、MatteoとNicolaの兄弟を中心に、家族の流れを描いていて、ひきこまれる、ひきこまれる。

旅行でしか行ったことのないイタリアだけど、所々イタリア人から見たイタリアが垣間みれるのが面白いし、色々な形の死を経験していく家族が印象的な映画でした。音楽もテーマの音楽と、時代に沿った有名な音楽が使われていて(「シェルブールの雨傘」とか。)、元々使われていた作品がちょっとフラッシュバックしたり。多分、この映画を見ているときの年齢によって、すごく印象がかわる映画なような気がします。もうあと10年経ったら、どんな見方してるのかが楽しみ。
[PR]

by bluebirdweather | 2009-08-14 02:19 | これまで見た映画リスト  

インディ・ジョーンズで見つけた日本語

a0018572_4123899.jpg

インディジョーンズ、やっと見てきました。
100%の娯楽映画、すっきり楽しめます。
これまでの作品よりも、コメディが色々ちりばめられてて、
映画館のお客さんも笑ってしまうシーンがたくさん。
見終わったあと、楽しかったね、と素直に思える映画です。
あと、ナスカの地上絵やら、イグアスの滝やら、次の旅行先にしたいところもたくさん!

前作から19年たったという設定のインディジョーンズ。
まだまだお元気そうでした。

映画の中で日本語がちらっとでてきます。
修道院をインディジョーンズが調査しているとき、
「Returnという言葉が様々な言語で書かれている!」というシーンがあるんです。
Returne, Ritorno, そして・・・「リターン」。
えっ。カタカナ・・・?
「戻る」のほうがよかった気がする。
「リターン」て。ねえ。
[PR]

by bluebirdweather | 2008-06-15 04:13 | これまで見た映画リスト  

ニューシネマパラダイス

「ニューシネマパラダイス」を観ました。
映画好きの少年、映像技師、家族、初恋の人、町の人、
出会い、別れ、淡い恋愛、喜び、悲しみ、孤独さ、思い出、運命を描いた作品。

まだ、なんだか落ち着いて考えられないくらい、すごくすごく心に響く作品でした。

死ぬまで、ずっと側においておきたい、そんな映画です。
なんだかうまくいえないけれど、この映画の中で、亡くなった父がみえました。
きっと、両親とかじゃなくても、これまで色々な形で導いてくれた人、
一人一人にあてはまるような、そんな気がします。

そっと心にしまっておきたい、いくつかのせりふもみつかりました。
素直に、出会えてよかったと思える映画です。
[PR]

by bluebirdweather | 2007-05-29 14:55 | これまで見た映画リスト  

8 1/2(フェリーニ)

a0018572_14113785.jpg
8 1/2

映画作りに行き止まった映画監督が主人公の映画。作りたい映画が分からない、ということを背景に、子供時代から大人時代まで色々な人生のワンシーン、空想、妄想、想像、夢、が、主人公が人生で出会って来た女性達や映画作りに関わる人々を中心に繋げられています。

一途な恋愛映画のように、「愛ってすばらしい!」というようなかんじではなくて、一人の男性、映画監督としての人生を素直に描いた作品だと思いました。ちょっと娼婦っぽいガールフレンドや、献身的な妻や、ミューズのような女性や、子供のときに優しく世話してくれた母親のような女性や、色々な人々が人生のシーン、夢、空想に登場します。見ているうちに、どれが現実で、どれが想像かよくわからなくなって、境目が曖昧になってしまうけど、人生がジグソーバズルだとしたら、ひとつひとつがパズルを完成させるのに欠けてはいけないピースのようなかんじがしました。

ドラマや映画で、「もし、あなたに出会ってなかったら私の人生は(つまらなかった、おもしろくなかった、意味がなかった、とか色々)・・・」という台詞を聞くけど、これって、きっとこれまで直接的に間接的に人生で出会って来た人(猫、鳥、犬、ハムスターも含める。)全てに当てはまるはず。主人公を含めてこれまで関わった人が全員でてきて手を繋いで輪になって歩くラストシーンから、そんな印象をうけました。

そんなシーンからの台詞"人生はお祭りだ"。もうメタファー研究の人もびっくりなくらいにうまく人生を表した言葉だと思います。表面的には楽しそうに見える「お祭り」だけど、お祭りをするようになった裏には悲しいことや辛いことがある、でも、その悲しいことや辛いことは人生/お祭りに不可欠なもの。

追記1:ラストシーンはもちろんなのですが、オープニングのシーンが負けず劣らず印象的。こんなに主人公の閉塞感や焦燥を効果音も使わないで(むしろ使わないのが効果的?)映像にしたシーンってこれまでに見た事がないと思います。

追記2:見終わってずっと気になっていたのが、タイトルの意味。調べてみたところ、この映画がフェリーニ(実際の監督)の81/2番目の映画だったからだって。で、どうして1/2なのかというと、一本は共作だから。なるほどね。

追記3:テーマ音楽が一定のリズムで心地いい。バレエのバー練習(タンデュとか)の練習音楽みたいなかんじ。
[PR]

by bluebirdweather | 2007-03-24 14:12 | これまで見た映画リスト  

ラストタンゴ イン パリ

以前から見よう、見よう、と思っていた作品だったのですが、やっと先々週みることができました。この映画の映画音楽が元々好きだったのに、実際に見るまで少し時間がかかってしまった作品。

パリで20才の女の子と中年の男性がアパート探しをしている時に出会います。女の子は恋人はいるけど、あまりうまくいっていない。男性は妻が自殺し、彼女の家族、浮気相手に囲まれ現実から逃避したくなっている。そして二人は恋愛感情もなく、お互いのことは何も知らないでいい、という条件の下で関係を持つようになります。お互い外の世界はそのままに、そんな関係がしばらく続くのですが、静かに恋愛感情が二人の間にはいり、でもその気持ちはすれ違い・・・(続く)。

パリを背景に見ている人の気持ちをどんどん掻きだしていくような音楽と、マーロンブランドの演技が素晴らしいです。そろそろここら辺がラストかあ、と思っていたところで、予想外の結末に流れて行くところは本当に目が離せませんでした。でも、「そこまでしなくても・・・」という気持ちが見ている間ちらほら出てきて、更に見てられないシーンがあったのもたしか。まだまだこの映画の良さが分かるには子供なのかも。
[PR]

by bluebirdweather | 2007-02-26 15:00 | これまで見た映画リスト  

La Pianiste (ピアニスト):評価不可能です

 イザベル・ユペール主演の「ピアニスト」という映画、公開されたとき(2001)にはかなりの話題作だった記憶があります。どうせピアニストである先生と先生のタブー的な恋愛でしょう、と思いきや、とてもそんなレベルの話ではありませんでした。
 エリカは未だに過保護な母親と一緒に住む著名なピアニストでありピアノの先生でもある。とある邸宅でのパーティでクレメールというピアノの才能のある男性(男の子?)と知り合います。年の差も気にせずお互い惹かれあっていくのですが、その愛情表現が独特。エリカはクレメールがどこまで自分を愛しているか、クレメールを頑なに拒むことによって確かめようとする。拒まれ、クレメールはもっとエリカを求めるようになる。でも、エリカのクレメールに対する愛情は普通のものではなかった。エリカはクレメールに自分を乱暴に扱うように指示する。乱暴に扱われ、自分を傷つけることで、クレメールに対する愛情を示す。
 「ピアニスト」というロマンチックなタイトルだけに(勝手にそう思った)見ていられないシーンも多かったです。私は完全版ではないほうをみたのですが、それでももう充分っていうくらいで。あまり話は好きではなかったけど、イザベルユペールの演技には感動しました。特に自分が書いた手紙をクレメールに読ませているときのどこか力強い表情とか、コンサート会場での後ろ姿とかがすごく力強かったです。
 好きな人と一緒にみて、「よかったねえ。」といえるような映画とはほど遠いです。むしろ、心臓の強い人、見てください。
[PR]

by bluebirdweather | 2005-05-30 11:39 | これまで見た映画リスト  

Alfie (アルフィー)

a0018572_13143826.jpg

映画的にはいまいち。確かにJude Lawはすっごく格好いいし、服装も好きだし、目の保養にはなるかもしれないけど、いわゆる「女遊び」のシーンが長過ぎてちょっと退屈してしまった。いつもなら見入ってしまう映画だけど、途中でお茶をいれたりまでしてしまった。

でも、最後に自分が結局何も手にしていないということと、これまで自分がしてもらったことに対して、自分がほとんど何もしていないことに気がついて、自問するところが印象的だった。そのシーンを観ながら、私をいつも大切にしてくれて、何よりも優先してくれた人のことを想いだしてしまった。いつの間にかそれに対する感謝の気持ちを失なってしまって。その頃に気づいておけばって思うけど、もう遅いし。今私がその人に対してできることっていったら、その人がこの後ずっと幸せでいてくれることしかないんだなあって思ったりしてなんだか切なくなってしまいました。

映画的にはほんといまいちっていうかんじだったけど、こんなにラストの言葉に私が自問することになるとは思ってもいなかった。

あとあと、Jude Lawたしかにすっごくかっこいいし、観てるだけでどきどきしてしまったけど、うーん、実際にこんな人いたら絶対に信用しないしついていかないだろうなあ。悪徳商法か、勧誘か、とか思ってしまいそう(笑)。
[PR]

by bluebirdweather | 2005-05-22 13:23 | これまで見た映画リスト  

Frida (フリーダ)

a0018572_1304258.jpg

 フリーダという画家の一生を描いた映画。もともとこの人の絵はみたことがあるけど、そんな強い印象はなかった。むしろ、うーん眉毛のつながった女の人の不思議な絵、というかんじで。でも、この映画をみてから、急にこの人の作品身近に感じるようになった。
 ありがちといえばありがちだけど、決して幸せいっぱいの人生を送ったわけではないと思う。トロリーの事故で寝たきり生活をしばらく強制されたり、その後もからだの痛みはとれなかったり、でもそこをなんとか情熱で行ききったっていうかんじ。本当にこんなに情熱的に生きれる人は珍しいと思う。映画だから仕方ないけど、非現実的なくらい強くて情熱的な女性だったんだなあというのが伝わってきた。確かにいやなこともいっぱいあるし、困ることだってあるけど、人生に対する情熱があったら何でも乗り越えられるような気がする。それにしても文字にすると薄っぺらくなってしまう・・・
 情熱以外にも良かったのが映像美。コラージュを使って展開を現したりしてるのは面白かったけど、一番美しかったのがフリーダの人生を大きく変えたトロリーの事故。(この結果フリーダは寝たきりになる。)この事故がなかったら彼女が画家になることもなかっただろうし。計算された美しいシーンがいっぱいだけど、やっぱりあの事故のシーンが一番美しかったと思う。絶対落ち込んでいるときにみたら元気づけられる映画!!
[PR]

by bluebirdweather | 2005-05-22 13:11 | これまで見た映画リスト  

Closer (クローサー)

a0018572_12534675.jpg

 ただの不倫や浮気の昼ドラ並みにどろどろした話かと思って観た映画だったけど、「真実」(もしそういうのがあるのなら)にとてつもなく近い映画だと思った。
 一応恋愛が中心の映画だったけど、私には「真実」がこの映画のテーマだと思えた。(むしろ恋愛は話を進めるための仕掛けみたいな。)特にカメラマンのAnnaが撮ったAliceの写真に対するAlice本人のコメントが怖いくらいに真実に近かった。Aliceの恋人のDanがAnnaと軽い浮気をしたのを知って、Aliceが涙を流しているところをAnnaは写真におさめる。その写真を観てAliceが言ったコメント「写真は嘘をついている。写真の中にいる人はとっても悲しんでいるのに写真は客受けがいいようにそれを美化している。」、これが何よりも心に残った。この映画の中ではそれは写真だけど、何にでもあてはまるような気がした。失恋したときの(ブログじゃないほうのプライベートの)日記ではまるで映画のワンシーンみたいに書かれているし、プロの人に撮ってもらった写真は絶対に美化されてるし、普段きている洋服だって着ている人を美化するわけだし(一般的に)、料理屋さんの照明だって料理や人を美化するように考慮されてるし。
 こんなことを思ってバスにのっていたら、隣に座っていた人の携帯が鳴った。音の悪い着信音に続いて、「Hello sweetie」っていう不快なくらい甲高い声が聞こえた。そして、とてつもなく明るい声で「I miss you.」。いやいや絶対missしてないから、と思わずつっこみたくなってしまった。
 結局真実なんてなくて全部嘘かとも思うけど、真実がないと嘘は存在しないわけで。なんだか頭の中が混乱中です。
 個人的な感想はともかくこの映画、もとは戯曲で台本がすばらしくいい!というわけで、元の戯曲の台本まで買ってしまいました。演技もいいけど、台本、すばらしいです。
[PR]

by bluebirdweather | 2005-05-22 12:57 | これまで見た映画リスト  

Before Sunrise/Before Sunset

a0018572_0233327.jpg
映画館で特に見たい映画もないし。。。ということで、家の  PayTVにはいっていたこの映画をみました。二本立ての映画で、結構長かったけど。。。

Before Sunrise
ウィーン経由でパリに向かう列車の中、車内の夫婦のけんかがあまりにもやかましくて、セリーヌは思わず席をうつる。隣にすわっていたのは旅行中のジェシーで、列車内のラウンジで話すことにする。そこで意気投合し、話している間に電車はウィーンに到着する。そこで、ジェシーに誘われ、セリーヌは一緒にウィーン観光に行く。たった一日だけのロマンチックな日が始まる。そして翌朝、セリーヌはパリに行かなくてはならないので駅に向かい、そこで6ヶ月後の同じ時間にウィーンで会うことを約束する。

Before Sunrise
あれから10年後のパリ。ジェシーはあの一日のことを題材にした小説を書いて成功し、パリに自分の本のプロモーションをしにきている。本を読んで、セリーヌは本屋で彼を待っている。その日の8時のフライトまで時間があるので、セリーヌと一緒にパリ観光(?)に行くことになる。お互い結婚もし、子供もいるけど、やっぱりどうしてもお互いに惹かれてしまう。。。(続きはおたのしみ。)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「ありがちな」話だけど、なんだかたまにはこういうのもいいな、って思うような話でした。デート相手と見るのに最適かも。むしろ一人でいるときにみたら、「ありえないから。。。」って思うようなことも多いけど、映画だからそこはそっとしておいて。

舞台もウィーンとパリなんてロマンチックすぎるほど。しかもほとんど会話だけで話が進んでいくので、私は好きです。二人の会話のなかでお互いのバックグラウンドがうまく説明されてたり、ちょっとしたしぐさで二人の気持ちがわかったり。二作目のエンディングを書かなかったのは、かけなかったから。本当に見てる人が好きなように解釈できるエンディングです。ま、軽い気持ちで気持ちよく見れる映画かな。
[PR]

by bluebirdweather | 2005-01-17 00:23 | これまで見た映画リスト