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トスカ(プッチーニ:Freni, Pavarotti, Milnes)

大学1年生から好きなオペラ「トスカ」をあらためてきいてみた。イタリア語はさっぱり分からないけど、実際にオペラを見に行ったり、ビデオを見たり、映画を見に行ったりしたので、歌詞カードの訳と照らし合わせてきいてたので、内容は分かる。今回購入したものはFreni, Pavarotti, Milnesのもの。

オペラが好き!というと、なんだか「お高い」と思われることがよくあるけど、恋愛あり、サスペンスありで、映画を見る感覚で楽しんでいいと思う。

東京にいたとき、ホセ・クーラがカヴァラドッシのトスカを見に行って、なんだかとろけそうなくらいに惚れてしまった記憶がある。でも、力強くて美しい歌声以上に残っている彼のコメントが頭から離れない。「トスカみたいな女性ってやだなー。」・・・トスカに向けて最後の情熱的な歌をきいた後だったので、拍子抜けしてしまった。

気になるトスカのあらすじ。(以下http://www.and.or.tv/operaoperetta/10.htmより)

第1幕 聖アンドレア・デラ・ヴァッレ教会
画家カヴァラドッシが最近よく教会で見かける女性の絵を画いていた。そこへ脱獄した政治犯アンジェロッティは、妹の公爵夫人が隠しておいてくれた鍵で教会の礼拝堂に逃げ込んだ。彼はそこで聖母像を描くかつての友人で画家のカヴァラドッシと再会を果たす。カヴァラドッシは、たぴたぴここに礼拝に来る美しい公爵夫人を聖母像のモデルにしていた。カヴァラドッシはアンジェロッティを助ける約束をする。

カヴァラドッシの恋人で黒髪の歌姫トスカが礼拝堂にやって来る。カヴァラドッシはアンジェロッティに自分の昼食の篭を持たせて再び礼拝堂に隠れさせる。
トスカはカヴァラドッシがすぐに鍵を開けず、しかも誰か人のいた気配がしたのでカヴァラドッシの浮気を疑うが、カヴァラドッシは否定する。機嫌を直したトスカは、今夜、郊外の別荘に行きましょうとカヴァラドッッシを誘う。しかし、帰りかけたトスカは、聖母像のモデルが美しい公爵夫人であることに気づく。トスカは激しく嫉妬するが、カヴァラドッシは彼女をなだめて今夜の再会を約束する。

堂守がナポレオンの敗退を知らせに駆け込んでくるが、カヴァラドッシはいない。そこに、警視総監のスカルピア男爵が、脱獄囚を捜しに来る。彼は、昼食の篭が空になっているのを見て、カヴァラドッシがアンジェロッティをかくまおうとしていることに気づく。そこにトスカが現れるが、カヴァラドッシがいないので不安を募らせる。スカルピア男爵は、トスカを利用することを思いつき、カヴァラドッシは、ここで女と密会していたと嘘をつく。トスカが嫉妬に駆られて飛び出すと、スカルピア男爵が放った密使が彼女の後を付ける。

第2幕 ファルネーゼ宮殿
スカルピア男爵が食事をしていると、カヴァラドッシが連行されて来る。外から戦勝を祝うトスカのカンタータが聴こえてくる。スカルピア男爵は歌い終えたトスカを呼ぴ、カヴァラドッシを拷問にかける。苦しげな声を聞いたトスカは、耐えきれずにアンジェロッティの居場所を白状してしまう。

拷問室から出て来たカヴァラドッシは、トスカが友人を売ったことを知り彼女をなじる。そこにナポレオンの敗退は誤報で、実は勝利したという報が届く。カヴァラドッシは狂喜してスカルピア男爵を罵るが、怒った彼はカヴァラドッシを投獄する。助命を願うトスカ。しかしスカルピア男爵は、彼女に言い寄り、自分ものになれば、カヴァラドッシの処刑に空砲を使ってやろうと嘘をつく。

トスカは、偽の処刑の後に、二人で国外に逃亡できるよう通行証を要求し、スカルピア男爵がそれを書いている間に彼を刺し穀す。

第3幕 聖アンジェロ城の屋上
処刑に引き出されたカヴァラドッシは、トスカに遺書を書く(「星は光りぬ」)。そこにトスカが現れ、これまでの成り行きを話して聞かせる。トスカは、カヴァラドッシにうまく死んだフリをするよう言い残して、物陰に隠れる。銃声が鳴り響き、トスカは飛び出して、倒れたカヴァラドッシに駆け寄る。しかし、彼は血に染まっていた。スカルピア男爵の死を知った兵士たちがトスカを追ってくる。トスカは、スカルピア男爵にあの世での復讐を誓い、城壁から身を投げるのだった。

by bluebirdweather | 2005-12-31 14:21 | 好きな曲リスト(歌詞)  

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