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ニューヨークメトロポリタンオペラをお家で楽しもう!

ニューヨークメトロポリタン劇場で上演されるオペラが毎週土曜日に楽しめます。良い席で見ようと思ったら、500ドルを超えるオペラ、家でゆっくり楽しめるなんて、いいと思います。アメリカのPublic Radio Stationで毎週土曜日中継されるのですが、インターネットでも聞く事ができます。出演している人もRenée FlemingやAngela Gheorghiuなどばかり。(インターネットラジオはこちら

残念ながら、ミシガンにオペラはきません。というわけで、この土曜日のオペラ中継はかなり嬉しくて、毎週楽しみにしてます。でも、Zeffirelliの演出だったので、実際の舞台みたかったな。

オペラって(作曲者にもよると思うけど)「あなたが好きなの、でも私のところにもうこないなら死ぬわ。」とかあらすじだけみたら、ちょっと型にはまりすぎたテレビドラマみたいなものが多いけど、来週のPagliacciは劇中劇があって、主人公は現実の世界と劇の世界が交差してしまいます。(二つの世界が交差するのって、なんとなく村上春樹風。気がついたら村上春樹に半年以上どっぷりはまってました。)


Pagliacciはこんな台詞ではじまります。
「作者はそうでなく、示そうと努力したのです
生活の一断面を。
彼にとって唯一の原則とは、芸術家もまた人間であり、
その人間たちのために彼は書くべきということなのです。
そして、真実が彼を触発したのです。」
出典:Wikipedia
おもしろそうでしょ?

ところで、アメリカで「オペラが好き!」っていうとなんだかとてもsnobな印象になってしまうみたいです。ミュージカルだとそんなことないのに、不思議だねえ、と話していました。あらすじもミュージカルやドラマ同様誰でも楽しめるものが多いのになんででしょ。むしろミュージカルより音楽がしっかりしてるものも多いと思うんだけどなあ。

by bluebirdweather | 2007-02-04 15:38 | 今日もばら色(・・・かも)  

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